知っていれば怖くない!実録・確定申告【提出編】

平成25年度分の確定申告の期間は平成26年2月17日(月)から3月17日(月)までです。この期間中に申告書を提出しなければなりませんが、タイトルにもございますように、私はすでに確定申告書の提出を済ませました。というのも、私が済んでいる地域では管轄の税務署が各地で出張相談を開催しているんです。多分どの市町村でもこういうのを開催していると思いますので、調べてみてはいかがでしょうか?そこで確定申告書等作成のアドバイスや申告書の受付をやってくれるんです。なので最寄りの会場で開催される日に作成した書類を持参し行ってきました。
 

会場は市役所の2階。

私が行ったのは2月5日でした。空いているだろう・・・と思っていたのですがそんなことはありません。会場の外で数人の人が整理券をと申告書を持って待っています。私も整理券をもらおうと係の方に声をかけたのですが、スルーされて他のご婦人の応対をする受付のおじさん。
 
しばらくして声をかけたら、すごく怪訝そうな顔で
 
「ここ確定申告だよ?するの?」
 
と聞かれました。
そりゃ、しますよ。その為にわざわざやってきたんですから・・・。
どういう意図で言われたのか、とにかく考えない様にし「はい」と伝えると・・・
 
「書いたの?」
 
・・・この質問は、まぁわかります。未記入の方の相談会でもあるので、未記入の場合は多分別の整理券を渡されるのでしょう。
でもね、聞き方ってもんがあるとおもうんですよ。
 
「申告書は記入済ですか?」
とか
「もう申告書はできていますか?」
とか。
 
言葉は「書いたの?」でも、フレンドリーな感じとそうでない感じがあると思いますが、当然、後者でした。正直、脳内で「ブチッ」のブまで聞こえましたが、きっとこのおじさまもお疲れなのだろうとグッとこらえて会場外の椅子で待機していました。待っている人は1人。すぐに順番がきそうです。
 
その間も続々と人がやってきますが、「申告書だけもらいにきました」という人が多かったです。まだ時期が早いですからね。
 
見ているとこの受付のおじさん、50代以上の方々にはある程度フレンドリーです。私への応対とはかなり違います。なんで自分だけこんな扱いを受けたのかについては深く考えない様にしながら、むしろこんなに神経質な自分がいけないんだと言い聞かせ順番を待ちます。
 

結局は個人の問題。税務署にはフレンドリーな人もいっぱいいる。

そんなこんなしていると自分の番がやってきました。10分から15分くらいの待ち時間でしたが、そのおじさまのおかげで妙に長く感じたのはもう忘れるとして、会場内は税務署の方に相談しながら申告書を作成する人たちで賑わっていました。会議室にあるようなテーブルが壁に沿って並べられています。若い税務署の方々が笑顔で応対している姿を見て「税務署はフレンドリーな場所ってネットで見たけど本当だったんだな」なんて一瞬思いました。自分が開業届を出しにいく時も、フレンドリーな印象がありましたが、この会場に来ている方々はとても明るく親切そうです。
 

いよいよ確定申告書を提出します。

 
ですが私が向かうべき場所は、一番空気の悪い受付テーブルです。正直、自分の父親がこういうタイプじゃなくて本当にありがとうお父さんって思っちゃうレベルの無愛想感です。
 
「出して」
 
ほら、いきなりこれだ!
こちらは「お世話になります」と会釈している真っ最中にこれですよ。
 
とにかく必要書類を出します。
青色決算書と確定申告書と控除関連書類。ちなみに私は開業届を出した後に姓が変わったので、その旨も伝えました。「領収済通知書」に旧姓が書かれたいたことと、どうにも「領収済」っていう言葉が引っかかってですね・・・。
 
「領収済通知書」とは、確定申告による所得税を納める時に使用する納付書で、納める所得税がない場合は破棄してかまわないもの。発生した場合は金額を記入して期限内に納めるとのこと。書き方などは国税局のHPでご確認ください。
 
この領収済通知書の存在理由はおおよそ理解していながらも、このネーミングが腑に落ちないでこだわっているおバカな私は、思い切ってお尋ねしました。
「これはなんの用紙ですか?」
 
すると「これは申告終わったら新しい名前で出るから持って帰って」と言われました。
今回、姓が変わったから持って帰れということなのか?
とりあえず使わないから持って帰れということなのか?
 
ちょっとまって余計にわからない!
 
そしてとにかく聞ける雰囲気ではありません。きっと知っていて然るべき事柄なのですね、領収済通知書。知らない私が成人日本国民として恥ずかしいヤツということなのでしょう。というかネーミングで引っかかってこだわっている私自身が、大人としてどうなのよってことなんでしょう。
 
瞬殺のチェックを終え、受領印が押された決算書と申請書の控えと問題の受領済通知書をポーンと投げられ「次」と宣うこの税務職員に、「人として」と語りだしそうな心をグッと抑えて帰路につきました。
 
本当は所得税に関する源泉徴収についても少しお尋ねしたかったのですが(相談受け付けてると書いてあったので・・・)。
一応、「○○についてお尋ねしたいのですが・・・」と申し上げたところ、「電話で聞いて、今わからないから」と言われました。ちなみにですね、受付でも「○○についてお尋ねしたいのですが、こちらでも大丈夫ですか?」と伝えてあったのです。なのに〜。
仕方なく、自宅に帰ってから国税局の電話相談センターに問い合わせることにしました。こちらは本当にフレンドリーなので、安心です。
 

とにかく確定申告は終わりました。

所要時間は1分程度。必要なものは全て揃えていったので、サクっと終わりました。
 
後日、税務署に電話で「領収済通知書を持って帰るように言われたのですが、この後これはどうすればいいんですか?」と問い合わせましたところ、「必要ないので破棄してください」と言われました。そうですよね、無駄な電話代を使って税務署の貴重なお時間を奪いましたこと、心よりお詫び申し上げます、○○税務署様。でも気になったんです・・・本当にすいませんでした。


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