ライティングのお仕事でコピペは御法度です。このツールを使うことにより、コピペ元と思われる記事を自動表示してくれたり、部分的に内容を変えた記事も判別され、記事内容の『一致率』をわかり易くパーセントで表示してくれるツールだそうです。
ライティングのお仕事をご依頼くださっているクライアントの皆さまからのご要望で開発が開始した『クラウドワークス コピペチェックツール(仮)』。これまでα版としてクラウドワークス社内で検証を実施していましたが、本日より一部の利用者の皆さまに公開を開始いたしましたので、ひと足先に機能をご紹介いたします!
出典:http://crowdworks.jp/blog/?p=663
これが登場したことで、お仕事に影響が出る・・・ということ自体が問題なのですが、完全オリジナルで書いたとしても奇跡的に99%一致する記事がある可能性だって0%とは言い切れません。また、一致していないにも関わらず一致したと言いがかりを付けられてしまう可能性も0ではなく・・・。このツールが正しく活用され、また仕事をする側のモラルや姿勢も向上していけば良いなと思います。
と、そんな話はおいておいて。今回は「そもそもコピペ記事が駄目な理由」についてお話したいと思います。
「コピペじゃちゃんと仕事したって言えないからじゃない?」と思われるのは当然ですが、それ以外の理由でコピペ記事が駄目なちゃんとした理由があるのです。
重複コンテンツはGoogleから嫌われている。
重複コンテンツとは読んで字のごとくですが、実はさまざまなケースがあります。今回は詳しい説明はしませんが、「他サイトの記事をコピペ利用」というのが悪い意味で最強の重複コンテンツかもしれません。
Googleは、より質の良い検索結果をユーザーに提供することに全力を注いでいます。似たような記事ばかりをユーザーに提供しない為に、重複コンテンツはGoogleが代表ページを決めて、それ以外は検索結果に出さないようにする。もしくは掲載順位を低くするという対策をこうじます。
ネットでビジネスを行っている人にとっては、Googleに好かれる事はとても重要です。重複コンテンツだと、Googleの検索結果に表示されない恐れがあるのです。Googleから嫌われるっていうのはこういうことです。
ちなみに日本でユーザーの多いYahoo!も検索エンジンはGoogleです。つまりGoogleに嫌われたら・・・怖いですよね。
こんな理由があって、クライアントはコピペ記事を洗い出したいのです。当然そんな記事に報酬を支払いたくありません。報酬を支払った上にビジネスチャンスを潰されかねないのですから。
コピペ記事、駄目ゼッタイ!
ですが、クラウドワークスが冒頭にお話したようなサービスをはじめたということは、そういうトラブルが多かったのだろうと想像できます。労働者の質が下がれば、発注者の質も下がります。今回説明したことは少し突っ込んだ話でしたが、こういう背景を理解してライティングすることで、より高品質な記事を書く事ができるのではなかな?と思っています。